序章 データサイエンスを体験するワケ

みなさん、こんにちは!

猫のタローです。猫の姿をしていますが、前世ではデータサイエンティストをしていました。これから、データサイエンス体験ブログ「データサイエンス チュートリアル 猫のタロー編」を始めます。

まずは、なぜ、データサイエンスを体験するのか?ご説明します。

それは、ずばり、ビジネススキルを身に付け、収入が高いポジションを狙うためです。

日本は、1990年以降、経済活動の水準を表す名目GDPは伸び悩み、他国に大きく水をあけられています。さらに深刻なことは、平均賃金が、30年間で、日本はたった4.4%しか上昇していません。米国47%イギリス44%上昇しているのとは対照的ですね。 

企業業績も伸び悩んでいます。

株価に発行済み株式数を掛けた「総時価額」を比較してみましょう。1989年の世界TOP5はすべて日本企業でした。それに対して、2019年は日本企業は1社も入っていません。日本企業の最高は、43位でトヨタ自動車です。

さて、2019年のランキングをじっくりと見てみましょう。

5位のシェル以外はすべて、IT企業です。これらの企業はビッグデータを所有し、人工知能、AIを活用していることでも話題になっている企業です。

猫のタローは、ここに注目しました。

下記を見てください。これは、IT分野で世界的に有名なガートナーの元エグゼクティブ・バイスプレジデント、ピーター・ソンダーガードが2011年に残した言葉です。

情報は 21 世紀の石油であり、分析は燃焼エンジン

彼は、アップル、マイクロソフト、アマゾン、グーグル(現アルファベット)がビッグデータをAIで分析して驚異的な業績を上げることを10年前も前に予言していたのですね。

この新たな資源であるデータから、ビジネスのエネルギーを生み出すのが、データサイエンスです。新たなスキルを身に付けて、ビジネスの世界で活躍する方々を応援するために、この「動画」を作りました。実際に、令和元年のデータサイエンティストの平均年収はかなり高くなっています。

最近のベストセラー「ブルシットジョブ クソどうでもいい仕事の理論」では、先進国のビジネスパーソンの約4割が、自分の仕事は、世の中に貢献していないと答えています。私、猫のタローは、みなさんが、年収が高いだけでなく、世の中に貢献する仕事に就いていただきたいと思っています。

データサイエンス チュートリアルを体験することにより、スキルが身に付くだけでなく、いつのまにか、物事を客観的に見て、論理的に解決方法を考える習慣が身に付きます。一言でいうと、データ思考が備わった状態になったということです。

自分だけの思いや考えで仕事を進めるのではなく、データ思考で仕事を進めるということは、まわりを議論に巻き込み、チーム全体の力で組織や社会を進化させますから、世の中に貢献することにつながります。

繰り返しますと、この動画の目的は、データサイエンスの基礎を体験することによって、データサイエンスの基礎力を取得し、データ思考を身に付けることにあります。プログラマーを目指す人ばかりではなく、スキルアップを望んでいるビジネスパーソン、文系で学んでいる学生にも見て欲しいと思います。

さて、データサイエンス体験動画「データサイエンス チュートリアル 猫のタロー編」をなぜ、作成したのかわかっていただけましたでしょうか?データサイエンスをカリキュラムに取り入れている学校はまだまだ少数です。この動画が、少しでもデータサイエンスを知るきっかけになってくれれば幸いです。


まずは概要を理解したい!という方は、下記の動画(6分47秒)をご覧ください。




 ■PowerPoint(パワポ)でじっくり理解したい方は、下記のスライドを参照してください。

●世界時価総額ランキング

●データサイエンティストの平均年収

●ID-POSの分かりやすい活用方法


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